口腔外科

口腔外科治療とは

原則土曜日の午後に専門医が診療いたします
口腔外科イメージ

口の中には歯だけでなく、歯を支える顎の骨や歯肉、頬粘膜、舌といった軟組織が存在しています。これらの組織や粘膜の異常を外科的に診断・治療を行い、顎顔面・口腔内に生じる疾患に対応するのが口腔外科です。口の中の異常というのは、様々な全身疾患の症状のひとつとして表れてきます。

当医院では、原則土曜日の午後に専門医が診療いたします。
診療日については、診察カレンダーをご確認下さい。

また、患者さまの健康状態を第一に考慮し、必要に応じて適切な医療機関(大学病院等)をご紹介する場合もあります。

口腔外科治療についてのよくある質問

親知らずとは「第三大臼歯」の別称で、上下左右にそれぞれ1本ずつある歯です
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親知らずを抜いてはいけないと言われました。なぜですか?

普通に生えていて、問題なく噛んでいる場合、親知らずを無理に抜く必要はありません。

しかし、親知らずは正しい位置に生えてくることがあまりなく、好ましくない方向に生えたり、完全には生えきれなかったりすることが多くあります。それが原因で腫れたり、隣の歯まで虫歯になってしまう例も珍しくなく、歯のトラブルの原因になりがちです。腫れて周囲の骨に悪影響を与えたり、隣接する歯が虫歯になる前に、ちゃんと生えていない親知らずは抜いてしまうほうが無難です。

また、年をとるごとに骨はだんだんと硬くなる傾向がありますので、若く健康なうちに抜いてしまうことがベストだと言えます。なお、横に生えたりしている親知らずをそのままにしておくと、親知らず以外の手前の歯まで虫歯になってしまいます。

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親知らずを抜くときに痛みはありますか?

抜歯前に局所麻酔処置を行いますので、抜歯中に痛みを感じられることはありません。
なお、局所麻酔処置によって痛みを感じる感覚はなくなりますが、抜歯処置による押される感覚は残ります。
また、局所麻酔は2~3時間程度効力が持続しますので、お食事等は麻酔が切れた後にされるほうが良いです。

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親知らずを抜歯後、どのくらい腫れや痛みがありますか?

個人差がありますが、一般的に抜歯後は腫れると考えて下さい。抜歯による腫れというのは、人体への刺激(抜歯処置)に対する正常な反応であり、これを無理矢理に抑える必要はありません。腫れのピークは3~4日程度で、その後は腫れもひいていきます。
抜歯後の痛みについても、ピークは3~4日程度が平均ですので、痛みがある間は痛み止めを処方しております。

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親知らずはその日に抜くのですか?

通常ですと、初診日に診査と診断を行い、次回診療時に抜歯処置を行うことが一般的です。
いきなり、親知らずの抜歯を行うことはありません。
なお、初診段階で既に腫れている等の症状がありますと、薬で腫れを抑えてから抜歯を行いますので、この場合は抜歯までに時間を要する可能性があります。